50歳で3食は太る?

みなさんは1日何食派ですか?

1日3食食べるのが普通。3回食べないとダメというイメージを持っていませんか?

丸茂は最近3食取ってしまうと太るようになりました。

以前は大丈夫だったのですが、50歳を超えた途端に急に太り始めました。

昔からよく食べる方でしたし、間食にお菓子を食べることもよくありました。

そりゃ〜太りますよね・・・

でも不思議に若い頃は太らなかったんでよね〜   

あ〜あの時代はよかった  涙( ;  ; )

ということで 1日2食が健康なのか3食が健康なのかお伝えしたいと思います。

とは言っても若い頃と比べると活動量が少ないのにお腹は空く

じ〜と座っているだけのなのにお腹が空く 不思議現象です。

お腹が空くから食べているのに太っていくということは、実はお腹空いてなかった

ということなのでしょうか?

恥ずかしながら丸茂は出産前と比べると7Kgも太ってしまいました・・・ガーン

5Kgまでは笑っていられましたが、7Kgとなると見過ごす頃ができません。

何とかしないと!!!

と思った時に3食は多いと思ったのです。

 

でもよく「1日3食きちんと食べよう」とい言葉を聞きますよね。

3食取ることが健康につながると思っていたし、野菜も1度で大量には摂取でいないので

3食食べる方が野菜はしっかり取れます。栄養という考え方からは3食することで

充足すると思ってしまいます。

ただ・・・これは私に関して言えることになりますが

3回食べることで太ることも問題なのですが、胃の痛みや不快感も現れるようになりました。

元々 疲れたり 湿気の多い日 仕事に追われている時などに胃の痛みが起きることが

多かったので、それもあって食べ過ぎになって胃の痛みが出たのでしょうが

舌を見ると歯の跡がくっきり付いていて

『あ〜これ胃がやばいね』とすぐにわかります。

となると体も無理!!という信号を出しているので3食は多いということになります。

 

実際にある症状から考えても3食取ることが多いということになりますが

養生の面からも考えてみたいと思います。

体を健康に導く本として「養生訓」というものがあります。

これは江戸時代の儒学者 貝原益軒が書いたものです。

そこには1〜2食抜いても構わないと記されています。

その前提には、食べたものが未消化で残っている時には量を減らすか

摂取しない方が良いというのです。

まだ準備が整っていない時に 次が来てしまうと負担過多になり不調となるのです。

貝原益軒は、江戸時代に80代まで生き抜いた方です。

奥さんも体が弱かったにもかかわらず長生きしました。

元気で健康に生きるために日頃から養生をした結果が江戸時代に80歳位以上生きたという

ことで証明されています。

 

1日24時間を考えた時 

 12時間は活動や仕事の仕事の陽の時間  12時間は休息と睡眠の睡眠の陰の時間

本来は12時間の休息と睡眠を取るのが良いですが、現代人の睡眠時間は少なくなっています。

12時間も何も食べない時間を作るのは容易ではありません。

間食してしまいますよね・・・涙 あっこれ私のこと???

せめて10時間を目標に朝食までの時間を空けるように努めてみてはどうでしょうか?

内臓への負担が減ります。

 

そしてもう1つよく聞くのが  『腹八分目』

なぜ八分目が良いのでしょうか?イメージしてください。

胃袋にたくさん食べ物が入り 胃がグニュグニュ動きながら消化するわけですが

パンパンだと余裕がないため胃袋は無理をしながら動き消化活動に努めます。

しかし胃袋に余裕があれば食べ物をしっかりと包み込み消化できるのです。

胃袋への形状的な負荷も活動的な負荷もないということなります。

消化器官の活動を1番発揮できるのが腹八分目なのです。

精神も肉体も内臓も ギリギリで活動するより余裕があった方が

BESTに近い力を出せるのです。

 

朝の食事時間を考えて 夜の食事を摂取する。

夜と朝の食事時間は10時間は空ける。

お腹いっぱい食べず消化活動が活発に起きるように腹八分目で箸を置く。

これを今日からの養生法の1つにしてください。

 

では今回のテーマ 50歳で3食は太る???という話ですが

活動量が多い50歳は別として、普通の50歳では3食は過剰摂取という事になります。

デスクワークで動きが少なく さらに帰宅時間も遅い方は昼食時間を遅くし

晩御飯を抜くといいと思います。

または7時に晩御飯 7時に朝食なら12時間空く事になります。これが1番理想ですね。

しかしお腹がぐーぐーなってたまらないという方は牛乳などを1杯飲むと落ち着きます。

できれば温めて飲んだ方が内臓への負担は冷たいものより少ない上にリラックス効果もあります。

 

鈴木養平 著 の養生訓の中にこんな1節があります。

 老いてから養生するのは財産がある時にお金を使いまくり

 無くなってから節約するようなもの

本当にそうだと思います。未来に必ず来る70代や80代を出来るだけ楽しく快適に過ごすために

今 自分の食事について考えるのも良いのではないでしょうか?