ツボ講座・根源パワー増強3点セット

 

前回「命門」というツボをご紹介しました。

 命門は、いのちの門というくらいですから

 身体に取って、とても重要なのではないかということは想像つきますよね(^^♪

 では今日は、それにあと2つ加えて

     更にパワーアップさせるツボをご紹介します。

 「腎兪」と「志室」

 腎兪は、命門から 親指の幅1本と半分 外側へ行ったところにあります。

 志室は、腎兪から 親指の幅1本と半分 外側に行ったところにあります。

 

 「命門」 「腎兪」 「志室」

 両方の腰骨をつないだ線を 「ヤコビー線」といいますが

 そのヤコビー線より少し上になります。

 腰骨の上に親指と人差し指を開いた状態で置き親指を伸ばすと

 ちょうど「腎兪」辺りにきます。

 背骨の横に縦長に伸びている「脊柱起立筋」の真ん中くらいの位置です。

 押すと、とっても気持ちいいところ

 「志室」は、その指を少し外側にずらしたところ。

 

  「命門」はいのちの門で中心。「腎兪」は腰の要のツボ 人体の中心である腰のツボです。

  「志室」は「志」を蔵するところとされ、「腎兪」を支え補うツボです。

  「腎兪」の効果を横にいて発揮させてくれるツボなのです。

 

 東洋医学で五臓六腑といいますが、体にある5つの臓って何かわかりますか?

  心臓・・・腎臓・・・肝臓・・・とここまでは、皆さんスラスラ出てきます。

  脾臓・・・そうです。脾臓です。でも西洋医学の脾臓と東洋医学の脾臓の考えは違うんです。

  そして最後!!!なんだと思います

  もうこれ以上「臓」の付く内臓はないような・・・

  実は「肺臓」なんです(^_-)-☆

 

話が横にずれましたが、東洋医学の考えの中心にくるのが 五臓六腑のうち「五臓」です。

五臓の中で、先天のエネルギーが収まっているのが「腎」とされています。

「腎兪」には、名前に 腎 が入っていっています。

いのちの門の隣で、五臓の中心の「腎」のパワーを強くできるツボ。

だから、「命門」「腎兪」「志室」の三点セットは

             身体の根源を元気にしてくれるセットなのです。

 

   仕事で残業がつづいた・・・

   最近、寝ても食べても、遊んでも疲れが取れない・・・

   腰に力が入らない・・・

   冷えが強くなってきた・・・     なんて症状はありませんか?

 そんなときに、ほっとするお灸をされてみてはいかがでしょう?

 現在は「お灸女子」などの言葉であり身近なものとなりました。

 温度が低くて、じっくりほっこり温めてくれるお灸もあります。

 更に香り付き!!!(緑茶・はな・香木・くだもの)

 

 

お風呂に入って、少し落ち着いたらやると、ほっこりさが増し効果抜群です。

このお灸ならやけどの心配もありません。

でもごめんなさい。3点セットには自分でお灸は危険です。

その時には、タオルを丸めていれ、その上に湯たんぽなどを置き温めるといいですね(^_-)-☆